東京女子医科大学河田町キャンパスで一際目を惹く建物、1号館・臨床講堂・2号館。この三つの建物はいずれも増田清(1888~1977年)の設計で、 1930年代に相次いで連結して建築されました。1900年にわずか4名の学生からスタートした本学が、学校創立30年余りで挑んだ大建築です。以来80 年余、三つの建物は本学の発展を見守り続けて来ました。
十字放射型で採光通風に優れた1号館、300人以上の座席を有し、授業や公開講座などに利用された臨床講堂、南側に新宿方面を一望する光溢れる病棟となっていた2号館。いずれも本学にとって想い出深い場所です。
戦災にも耐え、戦後の復興を見守り、本学の臨床と教育の要となって多くの学生・医師を育くみ続けた1号館・臨床講堂・2号館の歴史と今の姿をご紹介致します。
会期:2016年1月22日(金)~3月29日(火)
会場:東京女子医科大学吉岡彌生記念室(中央校舎2階)
会期中の休館日:日曜祝日、毎月第3土曜